入れ歯のお手入れ

今日は入れ歯のお手入れについてです。
 

入れ歯をいつも清潔にしておかなかったり、
噛み合せが悪いままにしておくと、
いろいろな病気の原因になったり、健康をそこねることもあります。
 

入れ歯を不衛生にしておくと・・・
・ 口臭がひどくなることがあります。
・ 義歯性口内炎になることがあります。
・ 入れ歯の隣の自分の歯が虫歯や歯周病になることがあり、
  放置していると歯を失うこともあります。

 

入れ歯は汚れやすいので、こまめにお手入れをして、
いつも清潔にしておきましょう!

 

食事のあとは入れ歯を外し、まずは目に見える汚れ・食べかすをブラシで清掃します。

義歯のお掃除には「義歯用ブラシ」があれば便利です。
あまりこすりつぎてしまうと義歯に細かい傷ができてしまい、
その傷に細菌が入り込んで繁殖して口臭の原因となったり、
色素などの汚れが沈着しやすくなります。

義歯ブラシで清掃する際に歯磨き粉は使わないでください。
含まれる研磨剤によって入れ歯に傷がついてしまい、
その傷に雑菌が繁殖したりしてしまいます。
「ポリデントフレッシュクレンズ」などのように研磨剤無配合で泡で洗浄する製品がオススメです。
 

ブラシで清掃したあとは、目に見えない汚れを漬け置きタイプの「洗浄剤」で除菌します。
タブレットの「ポリデント FP」などがオススメです。
 

義歯をお口から外したときは水につけるようにして下さい。
乾燥させると変形してしまいます。

また、熱湯で消毒するのもやめましょう。
入れ歯は60℃以上のお湯により変形することがあります。
 

入れ歯専用ブラシ、入れ歯洗浄剤で落ちない汚れは、
無理やり取ろうとすると入れ歯が破損する原因になります。
どうしても綺麗にならないときは歯科医に相談してください。