歯周組織の再生療法について

11/15?16の二日間、歯周組織の再生療法の研修に参加してきました。
2014-11-15-09-35-58
7月から毎月参加しているJIADSペリオコースの第五回です。
2014-11-15-15-25-00
歯周組織再生療法とは歯周病で失われた骨、歯根膜、セメント質を再生していく治療法で、
使用する材料が保険適応ではありませんので保険外の自由診療となります。
食用豚由来のエムドゲインというタンパク質を用い、歯周外科治療により骨などの再生を促します。
エムドゲイン単独で用いるより、コラーゲンの吸収性膜を併用し、骨移植材としてFDBAやDFDBA、Bio-Ossなどとコンビネーションで使用することが多いです。
歯周病治療を目的とした再生療法なら、以前なら抜いていた歯もかなりの確率で保存できるようになってきています。
(どんな歯でも残せる訳ではありません)
再生療法の治療期間は半年から一年くらいはかかりますし、手術も一度だけで終わらず追加手術も必要になることもあります。
しかし、自分の歯を残せるメリットはとても大きいですよね!!
また、今回の研修ではチタンメッシュを用いたGBR(骨の造成)も学んできました。
インプラント治療において骨の厚みをしっかり確保することはとても重要なことです。
自分の歯の保存が一番ではありますが、不幸にして抜歯をしてインプラントが必要となった場合、より良い歯周環境でインプラント治療を行いたいですね!
患者様がより快適に食生活を送れるよう、より高度な技術を身に付けていきたいと思います^ ^
2014-11-16-12-47-21
こちらの写真は実習で使用したチタンメッシュのキットですo(^_^)o
再生療法コースを終えてサーティフィケイトをいただきました
2014-11-16-12-40-16
さて、来月は12/14がJIADS総会です。
もちろん、私も参加ですよー!
そして12/20?21がペリオコースの第六回で最終回となります。
歯周病をしっかり治せるよう、少しずつ学んでいきます^ ^

大事な本

患者様へオススメの一冊に続き、
今日は自分が大事にしている一冊をご紹介します。 

34925ef3.jpg「道をひらく」 松下幸之助

この本は2冊持っています。
1冊は小さい頃に母親が私にくれたヨレヨレのもの。
紙が茶色に劣化して読みづらくなったので、
写真に写ってるものを新たに自分で買い直しました。

自分だけしか歩めない
大事な道ではないか

「Miho歯科医院」という新しい道を歩き始めた私ですが、
困難にぶつかったり自信を失い迷うこともあります。
そういう時にこの本を読み返し、
自分の歩むべき道を開いていこうと決意

オススメの本!

新版「歯科」本音の治療がわかる本―歯科で損をしない「歯医者さん」の探し方・選び方新版「歯科」本音の治療がわかる本―歯科で損をしない「歯医者さん」の探し方・選び方
著者:熊谷 崇
販売元:法研
発売日:2003-09
おすすめ度:4.0
クチコミを見る

どうやら、今日の夕方からまた寒くなり、
この週末はかなり冷え込むようですよ(><)
風邪をひかないように注意です。
 

さて、今日は患者様に是非読んでいただきたいオススメの1冊を紹介します。

「歯科」本音の治療がわかる本

著者の熊谷崇先生は、現在山形県で歯科医院をされており、
虫歯・歯周病の予防ですばらしい成果をあげておられます。

 

削って、詰めて、また悪くなったら削って・・・
と繰り返すごとに自分自身の歯は失われてしまいます。

では、そうならないためにはどうしたらいいのか。

どうしたら一生自分の歯で過ごせるのか。

歯科医院へのかかり方はどうしたらいいのか。

 

この本は患者様にもわかりやすく解説してあります。

寒い週末はお部屋で読書もいいかも知れません(^^)

私も熊谷先生のオフィスに研修に行き、直接考えを学んできました。

わからないことがありましたらお気軽にお尋ねください。 

歯の定期検診、受けていますか??

2014-10-30-14-19-29
こちらは少し前の記事ですが、
ご存知でしょうか?
リタイア前にやるべきだったと後悔したことの健康部門でのランキング第一位は、「歯の定期検診を受ければ良かった」という調査があります。
(プレジデント社の調べ)
日本では、痛くなったら治せばいいという考え方が主流で、
歯の定期検診はあまり広まっていません。
歯の治療、歯科疾患の予防に時間やお金をかけるのは勿体無いと考えておられる方が多いです。
歯を失う原因の第一位は歯周病。約4割。
原因の第二位は虫歯。約3割。
あとは、歯の破折などです。
虫歯、歯周病は細菌感染によるものですから、定期的に歯科を受診して専門家によるクリーニングを受けて、
お口の虫歯菌と歯周病菌のお掃除をすれば、大半の方の歯は守れます!!
いつまでも、自分の歯で美味しく食事をしたいですよね!!!

コラム:妊娠中の歯科治療

今日は妊娠中の歯科治療についてのお話です。

Miho歯科医院にも妊婦の方がよくいらっしゃいます。

マタニティー歯科の観点から、よくある質問をまとめてみました!

 

Q1,妊娠中は歯科治療をうけてもいいでしょうか?

A1,安定期に行えば、通常の麻酔やレントゲンやお薬も問題ありません。
安定期以外でしたら応急処置のみにとどめておきます。

安定期に入れば、治療の際の麻酔も少量ですので問題ないです。

レントゲン撮影も防護服を着用することでほとんど被爆はありません。

また、お薬は安全性の高い種類のものを考慮して使用します。

どうしても心配な場合は、産婦人科の医師に相談して薬をだしてもらうようにします。

 

Q2,つわりがひどくて歯ブラシができません・・・

A2,小さめの歯ブラシに替える、
歯磨き粉を刺激の少ないものに替える、
どうしてもだめならせめてうがいをこまめにする


など工夫をしてみてください。

無理せずできることだけを調子がよい時に行うようにします。

殺菌作用がしっかり期待できる「クロルヘキシジン」という成分が入ったうがい薬の「コンクール F」がオススメです。 

Q3,妊娠してから歯ぐきが弱くなったような気がします・・・。

A3,妊娠中は、女性ホルモンの影響で歯ぐきの炎症が起こりやすくなります。

また、つわりでブラッシングが十分できないと、

不潔になって歯ぐきの炎症が起こります。

歯科医院で歯石を除去してもらうことで改善されますので、

歯科検診を一度は受けるようにしましょう。

 

妊娠中の女性のうち歯周病(いわゆる、しそうのうろう)の人は低体重児を早産する確立が高くなるという報告があります。

そして、お母さんのお口の虫歯菌は子供に感染するので、虫歯も安定期に入ったら治療しておいたほうが良いと思います。

この他にも疑問がありましたらどうぞお気軽にお尋ねくださいね(^^)