唾液検査「シルハ」を導入しました。

虫歯や歯周病のリスクを調べる検査を4月から開始します。

こちらの機械を用いて、唾液をサンプルに行う検査です。

約5分ほどで結果がわかります。

患者様は、専用のお水を口に含んで10秒ゆすぐだけ。

簡単にできて様々な情報がわかります。

歯の健康

 むし歯菌、酸性度(酸性だとむし歯になりやすいです)、緩衝能(低いとむし歯になりやすいです)

歯ぐきの健康

  白血球、タンパク質:歯ぐきに炎症があると増えます

口腔清潔度

  アンモニア:口臭の原因

これらを調べてわかりやすいレーダーチャートを作成します。

これらのリスクに合わせて、

おうちで使う歯磨き粉などご提案させていただきます。

検査料金は1500円+税 を予定しています。

歯科精密治療について

Miho歯科医院での治療方針の一つに、精密な治療を行えるように治療環境の整備をしているということがあります。

1枚目の写真、こちらは治療で使用している「拡大鏡(ルーペ)」です。

拡大鏡

これを装着することで、とても明るいライトがついていますので、暗いお口の中が非常に明るくなり、お口の変化、詰め物の隙間や歯垢の付着状況、歯石など非常に細かい部分まで観察できます。

こちらの拡大鏡は、拡大倍率が2.5 倍、4.5倍です。これらを使用して行う治療は、細かい作業が正確にできるため、治療後の良い状態を長く維持させることができます。余計な傷をつけたりすることもなく治療中の痛みを軽減することもできます。

デメリットとしては、ライトの電源ケーブルがやや邪魔になること、ルーペの種類によっては重さがあるので、鼻のあたりが圧迫されることがあります。これらは術者側のことですので、患者様には無関係な部分です。患者様へのデメリットとすれば、細かい作業で治療時間が長引きやすいといったところでしょうか?

特定の部分しか視界に入らないため、患者様のお顔の表情などは見えません。診療補助についているスタッフが治療中の患者様の体調などの変化には気を配る必要があります。

裸眼よりも精密に治せるツールの力を借りて、皆様の歯をより長持ちさせられる治療を行なっています。

さて、1月23日、当院で勤務している歯科衛生士の田河が東京でマイクロスコープ(顕微鏡)を使用した歯科治療のベーシックコースを受講してきました。

マイクロスコープは使いこなすのが非常に難しいため専門的なトレーニングが必要です。

こちらのセミナーでは、日本顕微鏡歯科学会の認定歯科衛生士の林先生が講師で、このようにしっかりと指導をしてくださいました。右上のモニターに模擬患者さんのお口が大きく写っていますね。マイクロスコープの場合は、このモニター画面を録画して患者様に見ていただくことも可能です。

当院の田河も日常は拡大鏡を使用しております。今回のセミナーを通し、マイクロスコープの活用に向けて、模型やデモ患者さんのお口で実際に使用するトレーニングを行いました。講師の林先生から実際のミラーの角度の指導を受けています。

顕微鏡歯科治療は、ほとんどの作業が左手のミラーごしとなるため、ミラーの選定や扱い方がとても重要となります。



こちらは顕微鏡を用いて「スケーラー」という歯石除去のための器具を研いでいる場面です。器具のお手入れにも利用できます。

マイクロスコープでは対物レンズと接眼レンズの組み合わせで、ルーペよりも一層大きく拡大して観察することができます。非常に明るい LEDのライトを備えておりますので、歯の細かい亀裂なども観察できます。

お口の中は暗くて見えにくいので、ルーペ、マイクロスコープを適宜使用することで、MI治療(最小限の侵襲で最大限の効果を引き出す治療)を実現できます。

前歯のセラミックによる審美治療症例

セラミックの被せ物による治療のお問い合わせを多数いただいております。

本日は症例の解説をしますね。

前歯4本、オールセラミック。

治療前、治療後の写真です。

仮歯を用いて前歯のシミュレーションを行い、

歯肉整形をして歯茎のラインを整えました。

しばらく歯茎の治癒を待ちます。

歯茎の整形というと怖いイメージがあるかも知れませんね、

極細の細いナイロン糸で縫合しております。

傷跡が目立たず、ナイロン糸は歯垢が付着しにくいため、

このように炎症を起こすこともなくきれいに治癒させることができます。

治療後の口元です。

自然な仕上がりになりました。

治療内容

オールセラミックスーパーファイン4本168300円×4=673600円、歯肉整形1回55000円、総額728600円(こちらは、特別に技術の優れた美しいセラミックを仕上げる技工士が担当しているため、価格も通常のセラミックよりもすこし高めの金額設定となっております)

セラミック治療におけるリスク、副作用について、

・治療後、痛みや違和感、出血、腫れ、麻痺などが出る事があります。

・強い衝撃を与えると、被せ物が欠けたり割れたり、外れたりする事があります。

・必ずしもご希望通りの見た目にならない事があります。

・治療に際して、根の治療が必要になる場合があります。

・根の治療を行った場合、腫脹や出血、痛みなどを生じる事があります。

・被せ物をかぶせた後に根の病気が再発した場合、被せ物を外さなければならない事があります。(外した被せ物の再利用は多くの場合、出来ません)

・麻酔を行った場合、腫れやむくみを生じる事があります。

治療には当然ながらリスクや副作用もあります。

自分に合った治療法なのか、担当医と慎重に話し合って決める必要があります。

セラミック治療で使われる素材

歯科治療では、虫歯で穴が開いてしまったら、

残念ながら虫歯菌が感染している部分を削り取って代わりの物で補う、

という「外科」的な概念に基づいた治療が一般的です。

その際に治療で埋める材料として「セラミック」はとてもメリットのある材料です。

いくつか種類がありますので、今日はセラミック治療の材質について、少し詳しく解説したいと思います。

大きく分けて、プラスチック系の「ハイブリッドセラミック」とガラス系の「セラミック」があります。

ハイブリッドセラミックは、プラスチックにセラミックの粉末が入った複合材料とも言える素材です。

「セラミック」の呼び名ではありますがプラスチックなので、強度が弱くて使用に伴い欠けるリスクがあります。
ですが、硬すぎないので、噛み合う向かいの相手の歯を傷めないというのは一つのメリットでもあります。
プラスチックは経年劣化しますので、ハイブリッドセラミックも装着したその日が一番良い状態で、2-3年で変色したり表面がざらついてきたりします。
プラスチックのコップやお弁当箱などが使っていくうちに艶がなくなって傷ができていくように、口の中で歯ブラシをしたり硬いものを噛むことでだんだん劣化するのは避けられません。
しかしリーズナブルでお財布に優しいので、たくさんの本数の銀歯を白くしたいという方から選ばれているという実績はあります。

e.max セラミックは、ガラス系オールセラミックで、透明感や艶が天然の歯と見分けがつかないほど綺麗に仕上がります。

セラミックは歯垢が溜まりにくいので衛生的に保てます。詰めた周りが再度むし歯になる「二次うしょく」(うしょくとはむし歯の専門的な呼び方です)になりにくく、また周辺の歯茎の健康も保てます。

十分な強度もあるため、前歯でしたらブリッジを作ることも可能なくらいです。

透明感があることで周囲の歯や歯茎の色を拾って馴染みますので、仕上がりはとても綺麗です。

デメリットとしては、噛み締めや歯軋りで割れたり欠けたりするリスクがあるということです。

ただ、セラミックが欠けるくらい強い力がかかっているということは、セラミック以外の銀歯でもし治していたら、銀歯を留めているセメントが剥がれて銀歯の隙間にむし歯ができるかもしれません。セラミックなどの人工物は作り替えれば済みますが、自分の歯は取り替えることができないので、そういう意味では自分の歯を守る素材であると言えます。

セラミック治療は身体に安全で仕上がりも自然なものです。

気になる方はお気軽にご相談下さい。

審美歯科のご相談、随時受け付けております。