こんにちは。
Miho歯科医院 院長の前原です。
2、3月と音波ブラシ「ソニッケアー」のキャンペーンを行いました。
たくさんの方にお買い上げいただき、
音波ブラシの良さを実感していただいていることと思います!
さて、新しい道具を手に入れても、
その使い方が誤っていたら効果がありません。
当院では、音波ブラシの「ソニッケアー」ならびに「プリニア」をおすすめしています。
「ソニッケアー」に関してはは、
様々な機能が搭載されている高機能なものは歯科医院専売品ですが、
単純な歯磨きという機能があればいい場合は家電量販店でも安価なものが扱われています。
「プリニア」は、パナソニック「ドルツ」という商品名で市販されています。
また、家電量販店でよく見かけるのはブラウンの「オーラルB」です。
こういった電池で動く歯ブラシに共通している基本的な使い方は、
「磨きたい部分にあてるだけ、そえるだけ」です。
歯垢を落とす能力が高く、自動で動いてくれるので、
自分で手を動かす必要がありません。
しっかり汚れを落としますから研摩材も必要がないため、
市販の歯磨き粉だと研摩材で歯を傷めてしまうことも考えられます。
研摩材無配合のジェルなどをつけて磨くのが良いです。
高機能な製品の場合は、ブラシの押し付けすぎを音や光で知らせてくれたり、
押し付けすぎを防止する機能も搭載されています。
逆にいうと、ついつい力を入れて磨いてしまうという人こそ、
これらの機能がついたブラシで磨くほうが歯や歯茎にとっては良いと考えられます。
磨きすぎることで、歯茎は下がってしまい(歯肉退縮といいます)、
冷たいものなどがしみる「知覚過敏」を招くこともあるからです。
その他、よくある間違った使い方を以下にあげてみたいと思います。
・電動歯ブラシではブラシヘッドが高速で動くのに、
歯ブラシ本体を手磨きの歯ブラシのようにうごかしている
・力を入れる必要がないのにグイグイと歯に押し付けている
・ブラシの交換をしないでずっと使っている
(換えブラシは適切なタイミングで交換しないと歯垢が落とせない)
・ブラシの形状、サイズ、毛質が合わないものを使っている
どうでしたか?思い当たることはありませんか?
当院でお買い求めいただいたものでない場合も、
電動歯ブラシの使い方に関してのアドバイスをすることは可能です。
せっかく使うのですから適切な使い方をしてブラシの性能を生かしていきたいですね。