1?2月のキャンペーンですが…






1?2月のキャンペーンですが…
今日は、歯のクリーニングについてお話しします。
歯科医院で行う歯のクリーニングを「PMTC」と言います。
機械を使って歯の表面をツルツルに磨き上げ、
虫歯や歯周病の治療と予防に効果があります。
普通に歯磨きを毎日していても、
歯と歯茎の境目や、歯と歯も間には磨き残しができてきます。
また、 コーヒー、紅茶、赤ワインなどのステインが付着して、
歯の色がくすんできたりします。
これらを徹底的にお掃除するのが「PMTC」なのです。
お口の病気の代表的なものは虫歯と歯周病。
どちらも細菌による感染症です。
歯にベタベタくっつくプラーク(歯垢)はまさにこの細菌の塊。
これを破壊して取り除くことは、歯科の治療と予防には欠かせない大事な処置です。
どんなに綺麗にかぶせり詰めたり治療をしても、
歯垢が残って細菌がウヨウヨしている状態では、
しばらくするとまた治療した周りが悪くなって再治療!(><)
これではいつまで経っても虫歯や歯周病が治りません。
自分の歯を大切にしていこうと思うなら、
痛くなったとき、悪くなったときのみ治療するのではなく、
お口の細菌を減らして悪くなりにくい環境に整えることが必要です。
プロが徹底的に磨き上げることで、
歯がツルツルして 本来の爽快感を味わうことができます。
着色汚れも除去するので、歯のくすみを除去することができます。
また、お掃除してからフッ素を塗りますので、
フッ素がより浸透して虫歯予防効果を発揮します。
初期虫歯のある方には「MIペースト」の塗布も行っています。
また、エナメル質のケアが必要な方には「リナメル」という、
「ハイドロキシアパタイト」の結晶入りの仕上げペーストを使用しますので、
歯のミクロの傷を埋めて白さがアップしたり汚れがつきにくくなります。
お口の細菌を減らして、白くすっきりした歯で過ごしませんか?
今日は、私が過去に治療をした治療症例をご紹介いたします。
前歯を綺麗にしたいという患者様です。
過去に受けた虫歯治療のプラスチックの材料が変色しているのと、「テトラサイクリン」という抗生物質の薬剤による歯自体の変色の両方が問題となっていました。
また、右上の前から2番目の歯(側切歯といいます)の大きさが小さく(矮小歯)、バランスがよくありませんでした。
右側はこのような感じで、前から2番目の歯が小さいですね。
矮小歯(わいしょうし)と言います。
左の歯は右ほどではありませんが、
若干幅が細いです。
この患者様には、デュアルホワイトニング
(歯科医院でのホワイトニングと家でのホワイトニング)を行って、
元々の歯の色を明るくした後、
変色・劣化を起こさないセラミックのクラウン
(E-MAXクラウン)にて被せる方法で全体を治療いたしました。
術後のお写真です。
このように、前歯の色調・形態の不揃いが解消され、見た目も美しくなり、凸凹がないため歯磨きもしやすくなりました。
右側面はこのように見えます。
あまり削りたくないとのご希望でしたので、
右上2番目の歯だけは「ラミネートベニア」という方法でほとんど歯を削らずに治療しています。
セラミックの薄い板状のものを貼るようなイメージ、付け爪の感じ・・・といえば想像しやすいでしょうか?!
左上の2番目の歯は、ホワイトニングで色調の改善のみ行い、削らずにバランスをとるようにしました。
また、ホワイトニングは前から5番目の歯まで行って、見える範囲を白くしています。
ホワイトニングを約1ヵ月行ったことで、
治療期間がその分だけ長くなりましたが、
結果としてはより白くて綺麗に治療を終えることができました!Miho歯科医院公式サイト
歯を白くしたいから、タバコのヤニを落としたいから・・・
だからと言って研磨剤のタップリ入った歯磨き粉でゴシゴシ磨いていませんか?
研磨剤は歯を傷めてしまい、表面に傷をつくってしまいます。
そこに汚れが入り込みやすくなって、
余計に歯がくすんできたりします。
なにより、大切な歯が削れていってしまうと、
そこからしみやすくなったり・・・><
当院では「浮かせて落とす」タイプの歯磨き粉、
「ブリリアントモア」をおすすめしています。
「ピロリン酸ナトリウム」が歯の汚れを浮かせてくれるので、
それを歯ブラシで普通に磨いて落とせばいいのです。
無理に強くこする必要はありません。
ただ、頑固に付着したタバコのヤニは、
めんどうでも歯科医院に来ていただいて、
専門の機械でお取りした方がいいと思います。
歯磨き粉にばかり頼って、間違った磨き方をすると、
大事な歯にダメージを与えてしまったりします。