11月8日は「いい歯の日」でした。「歯周病の意識調査」が行われましたので、

その調査結果を解説します。

今回の調査の対象者は、

20代から60代までの男女500名(本人、または同居の家族が医療・製薬業種、または専門家ではない全国 20~60 代の男女 500名).

調査期間は2021年9月24日(金)〜 9月27日(月)の期間で、インターネットにて実施されています。

本調査結果では、コロナ禍以降、歯科医院への受診をためらう人は半数以上にのぼり、“受診控え”が見受けられる中、口の状態が悪化したと 5 人に 1 人が回答しています。

調査結果

1.コロナ禍で歯科医院の「受診控え」をしている人は半数以上。

受診控えをしている人の3人に1人は口の状態が悪化していると回答

→実際に、当院に数カ月ぶりに来院したという方の半分程度は、新たな虫歯ができていたり歯周病が進行していると感じます。これまで定期検診に来ていた間にはずっと虫歯がない状態が続いていた方でも、コロナのストレスで唾液が減ったり、食生活が乱れたり、マスク生活での口呼吸の影響もあると思います。

2.「歯周病」は気になる病気と感じた人は8割。その一方で、半数以上は歯科医院を定期的に受診していない

→歯周病は慢性疾患であり、定期的なメンテナンスが必要です。

糖尿病や高血圧なども慢性疾患で、一度診断されるとずっと通う病気です。

歯周病も同様に、定期的に通う必要があります。

3.歯周病は40代以上の病気と勘違いしている人は4割。

実は10代後半からリスクが発生!

4.歯周病は「歯茎と歯を支える骨」の病気と知っている人はわずか1割

→歯周病は歯茎だけ悪くなるのではなく、骨も悪くなります。

骨が溶けてしまうと歯が抜けたり、抜かないと痛くて噛めなくなったりします。

5.これからなんかね。知っている人は1割。

→ホルモンバランスの変化は歯周病に影響を与えます。

また遺伝的に歯周病になる人もいます。

6.30代以上の四人に一人は歯周病治療の遅れで後悔している

→自覚症状が出てからでは遅いです。


歯に関する意識調査は、受診控えや知識不足が原因で、

歯科にかからないことによって本来は予防ができたであろうお口のトラブルを招いていることを感じさせる調査結果でした。

歯周病は初期のうちに治せば健康を取り戻せますが、

ある程度進行してしまうと自分の歯を失うことに繋がりかねません。

心当たりのある方は一度歯科受診されてみてくださいね!