コラム:フッ素について

今回のコラムは、★フッ素について★です。

いまや一般的となった、フッ素を塗ることによるむし歯予防ですが、どのような効果があって、むし歯予防につながるのでしょうか?
もう一度おさらいしたい思います。

なぜフッ素を塗ると、むし歯予防になるのかを皆様に分かりやすくご説明します。

《1》
フッ素は歯を強くします。
文字通り歯のエナメル質を強化するのです。
(※特に生えたばかりの歯はフッ素を取り込みやすく、フッ素塗布は効果的です。)

《2》
フッ素は歯の再石灰化を促します。
歯が溶けはじめることによりむし歯になるというサイクルの溶けはじめの部分で溶けかけた歯を再石灰化させることで、むし歯を予防します。 

《3》
むし歯菌は糖分を取り込み、それを分解してエネルギーにします。
しかし、フッ素は糖分を分解する酵素の働きを抑制する効果を持っています。
そのため、むし歯菌は糖分を分解できずエネルギーを作り出すことができなくなります。
よって、むし歯菌の活動が弱まりむし歯を予防できます。

フッ素の恩恵を一番受けられるのは生えて2~3年までの永久歯ですが、フッ素は子供だけではなく大人にも効果があります。
虫歯予防のために、3ヵ月に一度を目安として歯科医院で塗布すると効果があります。
歯科医院のフッ素は歯磨き粉のフッ素より約10倍くらい濃い濃度です。
毎日の歯磨きで低濃度のフッ素を使うことと併用することで、
虫歯予防にとても効果があります。