オーラルフレイルの予防について

皆様、こんばんは。

先日、6/23に大阪市内にて、

当院勤務の歯科衛生士の田河が講師を務めるセミナーが開催され、

多くの歯科衛生士が受講に訪れて下さいました。

テーマは「オーラルフレイル」です。

最近はテレビ等メディアにて「フレイル」=虚弱 という言葉を耳にする事も増えてきたかと思います。

 

 

私達歯科医師の仕事の重要な役割として「オーラルフレイルを予防する」ということが挙げられると思います。

「噛む」機能の低下により食生活に偏りが生じ、栄養が十分に摂取できないことが、全身の健康状態を悪くしてしまいます。

日本老年医学会にてこの問題は取り上げられてきております。

 

「なんでも美味しく食べられる」ことは人生を豊かなものとし、食生活を楽しく充実した時間としてくれます。

 

今は食べるものが溢れかえる飽食の時代ですから、例えば歯を何本か失ったり大きく穴が開いてうまく噛まなような状況にあっても、「食べられる物」を「探して」食べれば、取り敢えずは空腹だけは避けられてしまいます。

しかしながら、日本においては特に「寝たきり」「要介護」が問題とされておりますが、「空腹を満たす」だけで「しっかりと咀嚼して栄養を食物から摂取しやすい状態」での食事が十分に行われないと、「健康寿命」の延伸は難しいでしょう。

平均寿命と健康寿命の差は、女性では特に12年程度は開きがあると言われております。

なんら制限されることなく、人生を謳歌する時間が長くなることこそが、真の健康と言えるのではないかと思います。

日曜にも関わらずこのように多くの歯科衛生士が受講され、医院でそれぞれオーラルフレイルの予防に取り組んでいただけたらと思います。

 

セミナーは大好評でして、追加講演の開催が決定しております。

 

この後、大阪でも8/18に再度開催される予定となっております。

 

当院でも「咀嚼機能検査」は実施しております。

お口の状況により、保険適用されるケースと、保険適用外で自由診療のメニューとして行っているものとあります。

検査内容は、保険のものと自由診療のものでは異なります。

詳しくはお問い合わせください。

歯科での自由診療について

こんにちは、院長の前原です。
昨日、東京都文京区湯島にある「ネクストデンタルクリニック」にお邪魔してきました。

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 ネクストデンタルのHPはこちら













院長の櫻井先生と歯科衛生士の林さんの診療を見学させていただきました。

ab4348f5.jpgこのように、マイクロスコープを使い、
拡大視野のもとで確実な歯科治療を行っている歯科医院です。

マイクロスコープの治療を見学しました

すごく丁寧に、確実に治療を行うことができます。


とても勉強になりました



こちらはCTも導入されていて、
保険医療機関を辞退した自由診療専門の歯科医院です。


私も、歯石除去をしてもらいました(^^)
衛生士さんも拡大鏡を装着されています!
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歯石除去、PMTCを受けている写真です

そして、最後に・・・

MIペーストの期間限定フレーバー「チョコレート」を塗ってもらいました!
ツルツル

濃厚なチョコの味ですが、歯にミネラル(カルシウムとリン)を補給し、
再石灰化を助けて歯を硬くしてくれるのです。
チョコの味とマスカット味が期間限定で販売されています。
MIペーストは当院でも大人気の商品なので、
ご希望の方は受付で注文してくださいね!
1本1600円です。

さて、歯科治療の自由診療とはそもそも何なんでしょうか?


それは、患者様に最善の治療を行うための診療です。


医科の場合、最新の治療でも保険適用が認められているものが多くあります。
カプセル内視鏡、内視鏡手術、腹腔鏡手術、生体肝移植、脳死臓器移植、
などなど、たくさんの最先端治療が保険でも認められています。

しかし、歯科の場合はインプラント、セラミックの治療など、
新しい治療がほとんど保険で認められていません。

それどころか、何十年もずっと古い治療法しか保険では認められていなかったりします。
たとえばいわゆる「銀歯」と一般的に言われているものは、
「金銀パラジウム合金」という材料からできていますが、
この材料は歯に対する適合性や
金属アレルギーに対する安全性が疑問視されるものです。
お口に入れた金属が原因で手の平や足の裏に膿がたまる「 掌蹟膿胞症 」になることも

自由診療では、保険では認められていないが体には安全な治療を提供することができます。
保険よりもじっくり時間をとって、より確実な治療を行うことができます。
つまり、自由診療は患者様にとって「最善の治療」を選択していただくことが可能です