暑い夏の虫歯予防!

こんにちは。

Miho歯科医院 院長の前原です。

暑くなると冷たいジュースが飲みたくなりますね。
でも、ジュースを飲むその前に…
そのジュースに砂糖は入っていませんか?

ペットボトル飲料でしたら裏側に

「果糖ブドウ糖液糖」と書いてあるものはとても危険です!!!

砂糖や炭水化物を摂取すると、
プラーク(歯垢)中の虫歯菌(ミュータンス菌)によって代謝されて有機酸が作られ、
その酸で歯の表面のミネラルが溶け出していきます。
これを脱灰(だっかい)と言います。
一定時間が経つと、唾液の浄化作用・緩衝作用により、
唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが再び歯に沈着し、
溶け出した部分が修復されます。
これを再石灰化といいます。

お口の中では常に「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されており、
このバランスが「脱灰」に傾いてしまうと虫歯ができるのです。

砂糖が頻繁にお口に入る食生活をしていると虫歯ができてしまうのはそのためです。

たとえば、1日に同じ量のジュースを飲んでいる場合でも、
おやつと食事の間に飲んでいる習慣を、
ジュースはおやつと一緒に飲み、
それ以外の水分摂取を麦茶に変えるだけで、
虫歯ができる危険性は大きく改善されます!!!

お茶、お水などお砂糖を含まない飲み物は虫歯になりません。

紅茶でも「ストレートティー」はお砂糖が入っていて甘いですよね?!

「無糖」の紅茶でしたら虫歯を作る原因となりませんので安心です。

冷えているときは甘みがわかりにくいですが、ぬるくなったときに甘い飲み物は虫歯リスクがあって要注意!!なのです。

暑い夏の飲み物は工夫をして、
虫歯ができにくい食生活を送ってくださいね!

歯周病の研修に参加してきました♪( ´▽`)

7/19?20 土日の二日間に渡り、
新大阪JIADS研修室にて行われた研修に参加してきました。
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歯周病の分野で特に素晴らしい実績があり、治療して15年、20年と良い状態が保たれているところが素晴らしいと思います。
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今回の勉強会で使用している資料はこちらです。
患者様にも読んでいただきたい本の紹介もありました。
元々、私は岡山大学歯学部で歯周病科の研修をしており、
以前から歯周病治療に力を入れてきました。
今回は半年コースで更なるスキルアップをしようと意気込んでいます
リアルタイムPCR法による細菌検査と抗菌療法の話題もあり、今後の当院で検査ができるように取り入れていきたいと思います(^ ^)
初日の研修は10時?19時まででした!
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お昼ご飯のお弁当も豪華で美味しかったですよ
夜はウェルカムパーティがあり、
同期受講の先生方や講師陣の方と交遊を深めることができましたー!
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立食パーティーで、他の受講者の方々と楽しいひと時を過ごしました!
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二日目は朝8時半からスタートで、
私も新大阪周辺で宿泊しました。
夏休みが始まったばかり、USJでもハリーポッターのアトラクションが人気ですし大阪への観光客も多いのか、
研修会場の近くのホテルが軒並み満室で、私は隣の駅から更に徒歩5分のホテルしか取れませんでした(^^;;
これに懲りたので、どうせ泊まるなら近くのホテルがいいかなーと、来月もその次も…と、研修会場に一番近いホテルをまとめてもう押さえておきました。笑
二日目のお昼も美味しかったですよー!
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午後からは実習です!
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こうして模型で練習をしたり、豚の顎で実習をして、患者様で実際に治療できるように技術習得をしていきます(^ ^)
とても実りの多い二日間でしたー!
また来月は8/9?10の二日間、JIADS研修室にて勉強してくる予定です。
お盆休みの前で患者様にもご迷惑をおかけいたしますが、8/9は休診させていただきますので、どうかご理解よろしくお願い申し上げます。

歯科における筋機能療法について:「かむトレーニング」ガム

今日は当院で取り組んでいる「筋機能療法」のご紹介です。

筋機能療法とは・・・
口のまわりの筋肉—舌、口唇および顔面の筋肉—を強くしてバランスを良くし、
正しく機能させるためのプログラムです。
 
筋機能療法の本来の目的
口のまわりの筋肉が弱くバランスが悪いと、
舌で前歯が押され、開咬(前歯が開いている)や
上顎前突(いわゆる出っ歯)あるいは反対咬合(受け口
)といった不正咬合を引き起こすことがあります。
また、このような舌の癖があると、矯正治療が順調に進まなかったり、
矯正治療後に後戻りすることがあります。
矯正装置をつけなくとも筋機能療法のみで不正咬合がある程度改善することもありますし、
矯正治療が成功するために筋機能療法の併用が必要な場合も多いのです。
また、歯ぐきや歯を支える骨が弱ったとき舌の癖があると歯並びが崩れたり、
逆に舌の癖によって歯ぐきや歯を支える骨が弱る可能性もあります。
具体的には、普段舌は上顎についていて口唇は楽に閉じ、
正しい嚥下、発音ができるようにするのが、筋機能療法の目標です

当院では、咀嚼や嚥下、発音などの「お口の機能」を強化するトレーニングを
患者様の状態に合わせておすすめしています。

ライオンから出ている「かむトレーニング ガム」は、
適度な噛み応えのあるガムで、
発達段階にあるお子様の「噛む」機能を強化していくことができます。
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28粒 680円(約半月分)
1日2回のトレーニングが効果的です
                                              
あごを上下に動かすだけの咀嚼では、
歯が内側に倒れた状態でガタガタにならんでしまいます

あごを横にも動かしてすり潰すように食事で気を付ければ、
歯がまっすぐに起き上って、歯並びも改善されてきます

かむトレーニングガムについてはコチラ

無題

毎日2回10分間ずつガムを噛みましょう。
朝晩の食事の後など、時間を決めると習慣にすることができます。

噛んでる時は次のことに注意します。

  • (1)唇を閉じて噛みましょう。
  • (2)左右両側の歯を均等に使いましょう。
  • (3)姿勢は正しく。
  • (4)身長に合った椅子に座り、足をしっかり床につけましょう。
       足が床に届かないときは、足置きを使用しましょう。


手帳やカレンダーに毎日やっているかを記録しながら 

患者さんに取り組んでいただいています。

「きちんと噛んで食べる」という習慣を小さいうちにしっかり身に着けたいですね。

このほかに、
舌のトレーニング」というテキストを使った「口腔筋機能療法」や、
パタカラ」という口輪筋(口の周りの筋肉)を鍛える「筋機能療法」もご案内しています。

パタカラについてはこちら

また、「ムーシールド」も、
筋肉のバランスを整えて反対咬合を改善しますので、
この分野の「筋機能訓練装置」になります。

ムーシールドについてはコチラ

スペースの都合上、今日はここまでですが、
またの機会にゆっくりご紹介いたしますね!

気になる方はお気軽にスタッフまでお問い合わせください(^^)

なお、矯正歯科治療をご希望の方は、当院のビル4Fの「もちだ矯正歯科クリニック」さんをご紹介させていただいております。
院長先生、スタッフの皆さん、とても親切で丁寧に対応してくださり、
Miho歯科医院の患者さまもたくさん受診されていてオススメです^^

「修練会」の研修会に参加してきました(*^_^*)

先月の6/7?8, そして今月は7/5?6と二日間ずつで「修練会」というスタディグループの研修会に参加してきました(*^_^*)
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修練会は、審美(見た目)の追求だけではなく、咀嚼機能の回復を目的とした補綴装置の作成に重点を置いています。
歯科医療としての本質ですね!
主宰の中村健太郎先生の講義がとてもロジカルで分かりやすいのですo(^_^)o
注:補綴装置とは、歯が欠けたりした場合に人工的に入れる被せ物や入れ歯などのことです。
今回私が参加したコースの受講生は30名程度で、研修会場は大阪市内でしたが、神奈川や名古屋、香川など全国各地から歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士が集まってきて、全4日間学びました
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中村先生のオリジナルの独断ではなく、先人の先生方が積み上げてきた理論を教えてくださるのも魅力です。
補綴物(お口に入れる人工物)は、ミクロン単位の精度が要求されますので、
基本に忠実にエラーが起こらないように治療を進めていく必要があります。
歯科治療で必要な歯科材料は本当に数が多く、その取り扱いにも様々なルールがあります。
具体的な方法のエッセンスを、トレンドに流されることなく学ぶ事ができた4日間でした!
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コースのテキストはこんなに分厚いのですが、カラー写真も多く掲載されており、本当ーーに分かりやすいです
今回は院長の私一人の参加でしたが、一緒に働くスタッフと実践していくのにはこのテキストは役立ちますね
スタッフみんなでこのテキストに基づいて院内勉強会をしたいと思います(^ ^)
できれば、次はスタッフと一緒に参加したいなー
それと…
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「修練会」のロゴマークが入ったオリジナルデコチロルチョコ
いただきましたーーー(((o(*゚▽゚*)o)))
中村先生のイラスト入りの物もあったので、ロゴマークよりもそっちが欲しかったなぁ?
また次回ですかねっ。
チロルチョコを久々に食べましたよー。笑
お弁当も美味しくて、
6月はこちら!?? ??
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7月はこちら!?? ??
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豚まん入り551
最終日は中村先生と一緒のテーブルでランチをいただく機会に恵まれ、
直接アドバイスいただきましたっ
Miho歯科医院もようやく開業して半年です。
より一層Step Up!!して患者様の健康のお役に立てるよう頑張っていきたいです(*^_^*)
最後に
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修了証ですっ

歯ブラシの選び方

今回のコラムは、★歯ブラシの選び方★についてです。
毎日使う歯ブラシ、ぜひ今お使いのものを確認してみてください。
【歯ブラシの大きさ】
歯ブラシの毛の部分の横幅は、毛束が横3~4列で、縦幅は親指幅ぐらいの大きさのものを選びましょう。
歯ブラシが大きすぎると、細かな部分や奥歯などに、歯ブラシの毛先を当てることが難しいため、磨き残しができやすくなります。
【毛の硬さ】
毛の硬さは、「ふつう」をオススメします。
歯茎に痛みや炎症がある場合は、「やわらかめ」を選びましょう。
【毛の種類】
主流であるナイロン製のものをお勧めします。
動物の毛を使ったものは、ナイロンに比べて乾きが悪く衛生管理が難しいです。
【交換の頻度】
1ヶ月に一度を目安に交換してください。
歯ブラシに雑菌が繁殖してしまい、衛生上よくありません。
また、毛先が開き始めた歯ブラシは、汚れを取り除きにくいので交換してください。
毛先が開いた歯ブラシで磨くのはおすすめできません。
ご質問などございましたら、お気軽にスタッフまでお尋ねください。
当院では複数の歯科衛生士が在籍し、患者様のお口の状態、歯並び、磨き方、お好みみ合った歯ブラシをお選びしています。
自分に合った歯ブラシで楽しみながらお口のケアを★