【Topic】MIペーストに限定フレーバー、グレープとバナナが登場。
当院で大人気の「MIペースト」に、期間限定品のグレープとバナナが登場しました
どちらもフルーティで美味しいですよー!
私も早速買って使っています
グレープの方が個人的には好きな味です
前回、3月に発売されたMIペースト限定フレーバーは、マスカットとチョコレートでした。
チョコレートは濃厚な味だったので、
これで虫歯予防や初期虫歯の修復ができるとは意外な感じがする商品でした
MIペーストは、牛乳由来のタンパク質の分解物と、非結晶性リン酸カルシウムからできています。
歯に必要なミネラル(カルシウムとリン)を補うことにより、初期虫歯を修復して口腔内環境を改善します。
使った瞬間から口の中がツルツルして潤う感じです
(牛乳・カゼイン・パラベンに対してアレルギーがある方は使用しないでください)
どんなお口の症状に効果的かというと、虫歯予防はもちろん、
初期虫歯で表面が白っぽくなっている状態を健康な歯質に戻してくれたり、
知覚過敏の緩和なども報告されています。
露出した象牙細管を封鎖することも確認されており、これにより知覚過敏が収まるものと考えられます。
使用法としましては、普通にフッ素入り歯磨き粉で磨いたあと一旦軽くお口をゆすいで、
それから歯ブラシや綿棒などで歯の気になる部分に塗っていきます。
あとはなるべく(30分くらい)飲食やうがいを控えます。
歯にミネラルのパックをして、虫歯をつくらないようにしましょうねー。
MIペーストの限定フレーバーは期間限定販売になっており、
今回は9月20日までです(^^)
気になる方はお早めにお問合せください
ITI Study Club(インプラントの勉強会)に参加してきました!
こんにちは!院長の前原です。
今日は、中島歯科医院にて行われた、「ITI Study Club」に参加してきました!
写真が下手で看板しか写っていません(--;)
すいません・・・。
ITI はスイスが本部のインプラントで、
世界で500のスタディクラブ(専門家の学会)があります。
色々な資料を交えて、
抜歯してからどのくらいの時期にインプラントを行うのがよいか
というお話しなどを聞きました。
こちらは講演の様子です。
この写真だけではこのブログを読んでいる方には?という感じですね。
講演の演者の先生は2名、
中島康先生と、梁俊信先生です。
歯を抜くと骨の形も変わってきます。
それをしっかり見定めた上で、適切なインプラントを行うことが重要です。
どこにインプラントを植立するのか、
その位置が最終的な被せものの出来具合に大きな影響を与えます。
このセミナーで学んだことを生かして、
インプラントの手術時期を決定していこうと思いました。
まだ、今月も他の勉強会がありますので、
色々と学んで日々の治療のレベルアップをしていきます!
(=゚ω゚)人(゚ω゚=)
肩こりと顎の関係!TCHについて
肩こりと「TCH」の関係を紹介する番組でした!
「TCH」とは、「Tooth Contacting Habit」の略で、
意識せずに上下の歯を軽く接触させているクセのことです。
上下の歯を接触させる状態で「咬む」ことで「咬筋」という筋肉が緊張して肩こりを起こします。
時には顎の関節までもズレてしまい、
口を開けると音がする、口が開かない、顎に激痛が走る、など進行してしまうこともあります。
この「TCH」を改善するには「認知行動療法」が非常に有効であり、
「歯を離す」と書いた付箋を家のあちこちに張り、
それを目にした時は「歯を離すようにする」という方法を紹介されていました!
このようなことで肩こりが改善するの?と思われるかも知れませんが、
日常の生活習慣で悪い姿勢が続いたり、
筋肉の異常な緊張が続くと肩こりにつながりますので、
仕事や家事で肩こりが・・・という方は一度試してみてはいかがでしょう?
「TCH」は自覚がない場合がほとんどです。
悪化しないうちに対処したいですね!
番組の放送内容を知りたい方は
肩こりの新原因「TCH」発見&解消スペシャル
こちらからどうぞ!
顎関節症について
さて、今日はあごの関節の病気、
「顎関節症(がくかんせつしょう)」についてのお話です。
<症状>
1.口を開閉するときに「ポキッ・コリッ」など音がする
(クリックといいます)
2.口を開けたりものを食べると痛みがある
3.口が開けられなくなる
(ロックといいます)
<分類>
1.顎関節症Ⅰ型
咀嚼筋の痛み(筋肉痛)
Ⅰ型の場合は顎を動かしたときに筋肉の痛みの部位が確認でき、
また、画像診断により関節の骨の変形や関節円盤(関節の中のクッションのようなもの)の異常が認められません。
2.顎関節症Ⅱ型
関節包・靭帯障害
靭帯とは二つ以上の骨と骨を結ぶスジというとわかりやすいかも知れません。
関節包(かんせつほう)とは、関節を包み込んでおり、関節の摩擦を軽くする「滑液」を作ったりしています。
Ⅱ型顎関節症は、Ⅰ型と同様に画像診断で骨や関節円盤の異常がなく、
かつ、顎を動かした時に顎の痛みが生じ、
また顎関節を触ると痛みを感じるものをいいます。
3.顎関節症Ⅲ型
関節円盤障害
関節円盤の画像診断には、MRIが必要になります。
また、画像診断で骨の変形が認められた場合は除外します。
4.顎関節症Ⅳ型
変形性顎関節症
顎関節症の症状のうち1.~3.のいずれかがあり、
画像診断で骨の変形が認められる場合はⅣ型です。
5.顎関節症Ⅴ型
Ⅰ型~Ⅳ型のいずれにも該当しないもの
精神的な原因などによるものや、
中には原因がはっきりしないものなども含まれます。
<治療>
様々な原因によって顎関節症は生じますので、
治療法も様々で個人に合わせた治療になってきます。
顎関節症の原因の一つとして「TCH:歯牙接触癖」が注目されています。
安静時に上下の歯を接触させる癖です。
歯ぎしりやくいしばりと違い、弱くても持続的に力がかかることで顎関節症の症状が現れます。
安静時には歯を接触させないように意識してもらうことが必要です。