歯科での自由診療について

こんにちは、院長の前原です。
昨日、東京都文京区湯島にある「ネクストデンタルクリニック」にお邪魔してきました。

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 ネクストデンタルのHPはこちら













院長の櫻井先生と歯科衛生士の林さんの診療を見学させていただきました。

ab4348f5.jpgこのように、マイクロスコープを使い、
拡大視野のもとで確実な歯科治療を行っている歯科医院です。

マイクロスコープの治療を見学しました

すごく丁寧に、確実に治療を行うことができます。


とても勉強になりました



こちらはCTも導入されていて、
保険医療機関を辞退した自由診療専門の歯科医院です。


私も、歯石除去をしてもらいました(^^)
衛生士さんも拡大鏡を装着されています!
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歯石除去、PMTCを受けている写真です

そして、最後に・・・

MIペーストの期間限定フレーバー「チョコレート」を塗ってもらいました!
ツルツル

濃厚なチョコの味ですが、歯にミネラル(カルシウムとリン)を補給し、
再石灰化を助けて歯を硬くしてくれるのです。
チョコの味とマスカット味が期間限定で販売されています。
MIペーストは当院でも大人気の商品なので、
ご希望の方は受付で注文してくださいね!
1本1600円です。

さて、歯科治療の自由診療とはそもそも何なんでしょうか?


それは、患者様に最善の治療を行うための診療です。


医科の場合、最新の治療でも保険適用が認められているものが多くあります。
カプセル内視鏡、内視鏡手術、腹腔鏡手術、生体肝移植、脳死臓器移植、
などなど、たくさんの最先端治療が保険でも認められています。

しかし、歯科の場合はインプラント、セラミックの治療など、
新しい治療がほとんど保険で認められていません。

それどころか、何十年もずっと古い治療法しか保険では認められていなかったりします。
たとえばいわゆる「銀歯」と一般的に言われているものは、
「金銀パラジウム合金」という材料からできていますが、
この材料は歯に対する適合性や
金属アレルギーに対する安全性が疑問視されるものです。
お口に入れた金属が原因で手の平や足の裏に膿がたまる「 掌蹟膿胞症 」になることも

自由診療では、保険では認められていないが体には安全な治療を提供することができます。
保険よりもじっくり時間をとって、より確実な治療を行うことができます。
つまり、自由診療は患者様にとって「最善の治療」を選択していただくことが可能です

糖尿病と歯周病の関係

先日、6月21日(日)に行われた講演、
糖尿病と歯周病の危険な関係」を聴いてきました!

大阪府歯科保険医協会などが主催した日常診療交流会の
記念講演として行われた講演で、
演者の先生は岡山大学の歯周病態学教授の高柴正悟先生と、
関西電力病院院長の清野裕先生です。
お二人とも、それぞれ歯周病・糖尿病の分野での最先端の研究を行っておられ、今後医科と歯科が連携した治療を行っていける方向性について熱くお話いただきました!

糖尿病は世界各国で増加の一歩を辿っており、
世界の糖尿病の人口は現在2.5億、
2025年には4億に達すると推定されています。

糖尿病は様々な合併症を引き起こし、
1.網膜症
2.腎症
3.神経障害
4.大血管障害
5.骨減少症
があります。
そして、歯周病は糖尿病の第6の合併症として注目されています。
つまり、糖尿病のある方は是非歯科検診を受診していただき、
歯周病になっていないかの診断とその治療を受けていただきたいと思います。

糖尿病と歯周病は相互に影響を及ぼしあっています。
糖尿病の方は歯周病を治すと糖尿病も良くなることが明らかにされています。


歯周病治療は、歯と口の健康のみに留まらず、
全身の健康に必要なのです

当歯科医院においても、内科の先生と連絡を取り合いながら歯周病治療を進めるようにしています。