オススメのお口ケアグッズをご紹介!

院長のオススメのケアグッズです。

e-フロス(40メートル入り)

f2e46f36.jpg

 

 

 

 

糸ようじのようなホルダーはないのですが、
コンパクトなケースで携帯して使いやすいフロスです

このフロスは唾液に触れるとスポンジのようにふくらみ、
効果的に歯垢を除去でき
ます

写真の右にあるように、使い方の説明書も1個ずつについていますので、
これからフロスも使ってみようという方は是非読みながらやってみてください。

使うときのポイントとしては、ただフロスを歯の間に入れて動かすだけでなく、
歯の側面に軽く押し当ててこするようにするとよいでしょう。
また、歯の間に入れるときはそっとゆっくりとやってくださいね。
あまりきつくやると歯茎を傷つけてしまいます。

また、使う度に順次指に巻きつけていき、
常に清潔な新しい部分を使うようにします。
フロスの後は口をゆすぎましょう

糸ようじよりもフロスのほうが難しく感じると思いますが、
鏡を見ながらやるとだんだんと慣れてきます。

————————————————————————–

歯ブラシです。

ルシェロ 「ピセラ」

cb4708dd.jpg

 

 

 

 

毛先を拡大するとこんな感じ↓です。

ピセラの毛先

 

 

 

段差植毛により、歯と歯の間に毛先がしっかり入り込んで歯垢を除去します

また、先端の部分が長くなっていることで、
一番奥の歯までしっかりと届くように工夫されています。

ブラシの毛の硬さは「ふつう」と「やわらかめ」を置いています。
歯茎が腫れ気味の方(歯周病)には「やわらかめ」がおすすめです。
「かため」のブラシはおすすめできません。
歯茎や歯を傷めることが多く、
歯が削れてしまっている方も時々おられます

ブラシの毛が開いてきたら歯ブラシとしての効果が落ちるので、
新しい歯ブラシと交換してください。
目安は1-2ヶ月です

当院スタッフも「磨きやすい」と愛用しています
また、診療室でチェックしてみてくださいね☆

では、まだまだ寒い日が続きますが、
風邪に気をつけて・・・。

歯磨き粉の選び方

歯磨き粉は色々な種類がありますね。
使い分けについてのお話です。

・虫歯予防、歯質強化 
  →「フッ素」が有効。
商品の成分に「モノフルオロリン酸ナトリウム」や「フッ化ナトリウム」と記載されています。
特に子供に有効です。

・歯周病予防
  →殺菌剤が配合されているものを。
「塩化ベンゼトニウム」「イソプロピルメチルフェノール」「クロルヘキシジン」など。
クロルヘキシジンの殺菌効果は約12時間続くというデータもあります。

・歯を白くしたい
  →美白歯磨き剤
「ポリリン酸ナトリウム」(汚れをゆるめる成分)、「フィチン酸」(エナメル質の沈着汚れに作用する成分)などが有効です。

逆に、避けたい歯磨き粉は、ヤニ取り用の歯磨き剤です。研磨剤の粒子が粗いため、歯を大きく傷つけてしまうことがあります。汚れが一気に取れてすっきりしますが、歯の表面がボロボロになったり、また、その研磨剤が歯茎を傷つけて炎症を起こすこともあります。
特にインプラントをされている方は、インプラント周囲の歯茎が構造上弱いので、研磨剤の入ったものは避けていただきたいです。
研磨剤無配合の方がいいですね。

他にも歯磨き剤には様々な成分が含まれています。
自分の歯の悩みに応じて使い分けたいですね。

上記以外にもご相談がありましたらお気軽にどうぞ!!

歯がなくなるのは老化のせい?

歯がなくなるのは老化のせいと考えていませんか?
お年寄りの歯がぐらつき始める、抜け落ちることを病気と考えない人もいます。
しかしこれはれっきとした歯周病(昔は歯槽のうろうと呼ばれていました)という病気です。

虫歯と比べると歯周病への対策はかなり遅れて始まりました。
歯に穴があき、痛みの伴う虫歯と比べると、
一般的な歯周病の進行はかなりゆっくりしています。
歯がぐらつきだしたり膿が出るなどの症状を自覚するのは、
歯周病が末期になってからなのです。
このため、長い間歯周病の治療は悪くなった歯を抜歯するしかありませんでした。

現在では、歯周病の発症や進行のメカニズムもある程度解明され、
初期から中等度までの進行は、患者さんの協力さえあれば、
十分にコントロールできるようになりました。
最新の研究では、血液を調べることによって患者自身の歯周病に対する感受性(歯周病にどのくらいなりやすいか)を歯周病の発症前から知ることができます。
つまり、歯周病は予防可能な病気なのです。

歯周病治療の基本はプラークコントロールです。
歯磨きもひとつの方法ですが、それだけでは十分ではありません。
歯と歯茎の隙間の溝(歯周ポケット)などのブラシでコントロールできないところは、歯科衛生士による専門的な処置が必要です。
場合によっては薬剤の使用が必要となることもあります。
さまざまな手段のプラークコントロールによって、
歯周病を進行させる有害な細菌の増殖を身体が許容できる程度にコントロールすることがこの病気の予防であり治療なのです。

歯周病も虫歯と同様に、そのかかりやすさは人によって違います。
遺伝的素因や喫煙などの環境因子も深く影響しています。
歯周病の予防のためには、「早期発見・早期コントロール」をこころがけましょう!!

暑い夏の虫歯予防!

こんにちは。

Miho歯科医院 院長の前原です。

暑くなると冷たいジュースが飲みたくなりますね。
でも、ジュースを飲むその前に…
そのジュースに砂糖は入っていませんか?

ペットボトル飲料でしたら裏側に

「果糖ブドウ糖液糖」と書いてあるものはとても危険です!!!

砂糖や炭水化物を摂取すると、
プラーク(歯垢)中の虫歯菌(ミュータンス菌)によって代謝されて有機酸が作られ、
その酸で歯の表面のミネラルが溶け出していきます。
これを脱灰(だっかい)と言います。
一定時間が経つと、唾液の浄化作用・緩衝作用により、
唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが再び歯に沈着し、
溶け出した部分が修復されます。
これを再石灰化といいます。

お口の中では常に「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されており、
このバランスが「脱灰」に傾いてしまうと虫歯ができるのです。

砂糖が頻繁にお口に入る食生活をしていると虫歯ができてしまうのはそのためです。

たとえば、1日に同じ量のジュースを飲んでいる場合でも、
おやつと食事の間に飲んでいる習慣を、
ジュースはおやつと一緒に飲み、
それ以外の水分摂取を麦茶に変えるだけで、
虫歯ができる危険性は大きく改善されます!!!

お茶、お水などお砂糖を含まない飲み物は虫歯になりません。

紅茶でも「ストレートティー」はお砂糖が入っていて甘いですよね?!

「無糖」の紅茶でしたら虫歯を作る原因となりませんので安心です。

冷えているときは甘みがわかりにくいですが、ぬるくなったときに甘い飲み物は虫歯リスクがあって要注意!!なのです。

暑い夏の飲み物は工夫をして、
虫歯ができにくい食生活を送ってくださいね!

歯科における筋機能療法について:「かむトレーニング」ガム

今日は当院で取り組んでいる「筋機能療法」のご紹介です。

筋機能療法とは・・・
口のまわりの筋肉—舌、口唇および顔面の筋肉—を強くしてバランスを良くし、
正しく機能させるためのプログラムです。
 
筋機能療法の本来の目的
口のまわりの筋肉が弱くバランスが悪いと、
舌で前歯が押され、開咬(前歯が開いている)や
上顎前突(いわゆる出っ歯)あるいは反対咬合(受け口
)といった不正咬合を引き起こすことがあります。
また、このような舌の癖があると、矯正治療が順調に進まなかったり、
矯正治療後に後戻りすることがあります。
矯正装置をつけなくとも筋機能療法のみで不正咬合がある程度改善することもありますし、
矯正治療が成功するために筋機能療法の併用が必要な場合も多いのです。
また、歯ぐきや歯を支える骨が弱ったとき舌の癖があると歯並びが崩れたり、
逆に舌の癖によって歯ぐきや歯を支える骨が弱る可能性もあります。
具体的には、普段舌は上顎についていて口唇は楽に閉じ、
正しい嚥下、発音ができるようにするのが、筋機能療法の目標です

当院では、咀嚼や嚥下、発音などの「お口の機能」を強化するトレーニングを
患者様の状態に合わせておすすめしています。

ライオンから出ている「かむトレーニング ガム」は、
適度な噛み応えのあるガムで、
発達段階にあるお子様の「噛む」機能を強化していくことができます。
gum_training_pht
28粒 680円(約半月分)
1日2回のトレーニングが効果的です
                                              
あごを上下に動かすだけの咀嚼では、
歯が内側に倒れた状態でガタガタにならんでしまいます

あごを横にも動かしてすり潰すように食事で気を付ければ、
歯がまっすぐに起き上って、歯並びも改善されてきます

かむトレーニングガムについてはコチラ

無題

毎日2回10分間ずつガムを噛みましょう。
朝晩の食事の後など、時間を決めると習慣にすることができます。

噛んでる時は次のことに注意します。

  • (1)唇を閉じて噛みましょう。
  • (2)左右両側の歯を均等に使いましょう。
  • (3)姿勢は正しく。
  • (4)身長に合った椅子に座り、足をしっかり床につけましょう。
       足が床に届かないときは、足置きを使用しましょう。


手帳やカレンダーに毎日やっているかを記録しながら 

患者さんに取り組んでいただいています。

「きちんと噛んで食べる」という習慣を小さいうちにしっかり身に着けたいですね。

このほかに、
舌のトレーニング」というテキストを使った「口腔筋機能療法」や、
パタカラ」という口輪筋(口の周りの筋肉)を鍛える「筋機能療法」もご案内しています。

パタカラについてはこちら

また、「ムーシールド」も、
筋肉のバランスを整えて反対咬合を改善しますので、
この分野の「筋機能訓練装置」になります。

ムーシールドについてはコチラ

スペースの都合上、今日はここまでですが、
またの機会にゆっくりご紹介いたしますね!

気になる方はお気軽にスタッフまでお問い合わせください(^^)

なお、矯正歯科治療をご希望の方は、当院のビル4Fの「もちだ矯正歯科クリニック」さんをご紹介させていただいております。
院長先生、スタッフの皆さん、とても親切で丁寧に対応してくださり、
Miho歯科医院の患者さまもたくさん受診されていてオススメです^^