スポーツドリンクにご注意を!

暖かくなってきました。

動いた後などの冷たい飲み物、美味しいですね。
突然ですが運動した時、何を飲みますか?
スポーツドリンクって

実はこんなにお砂糖が入っています。
ぬるくなると甘いですよね。
角砂糖ならこんなに沢山バリバリ食べられませんが、
キーーンと冷やしてある飲み物に溶けていると、
ゴクゴク飲めてしまいます。
お砂糖は虫歯の細菌の栄養となりますので、
こういったスポーツドリンクは歯を悪くするんです。
これから段々と暑い日が増えてきますが、
日常的に口にする飲み物には注意をしたいですね。
最近は、透明なヨーグルト味のドリンクが新発売で話題となっていますけど、
ラベルを見ると…お砂糖が入っていますよ。
私も1本買って飲んでみましたが、
あーー、これは虫歯になるから気を付けないとって思いました。
では、今日も素敵な1日になりますように(o^^o)

精密治療・・・安心して治療を受けていただくために

Miho歯科医院では、治療の際に「ルーペ(拡大鏡)」や「マイクロスコープ(治療用顕微鏡)』を使用し、より精度の高い歯科治療を提供するように努めております。

歯の治療は暗く狭い口の中を勘と経験で治療するのが従来のやり方でした。1990年代から歯科治療においても顕微鏡が導入され始め、口の中を明るく照らして拡大して治療することができるようになりました。

顕微鏡を用いると最大20倍まで口の中を拡大して見ることができるため、より精密な治療を行うことができるというメリットがあります。しかし、肉眼より複雑なことを行うため治療時間がかかり、状況によっては健康保険外の自由診療となる場合もあります。

拡大鏡(ルーペ)は主に当院では4.5倍に拡大されるものを使用しており、広範囲を素早く見るなどの状況に適していると考えられます。

治療の状況によって拡大鏡と顕微鏡と使い分けをしております。

 

個人個人に合った虫歯予防をしよう!

前回に引き続き虫歯予防についてのお話をします。

兄妹でも虫歯の沢山できる子供とあまりできない子供がいます。

その違いは一体何なんでしょうか?

兄の方は歯磨きと甘いおやつの量に注意をしただけで虫歯はありません。

しかし、妹の方は虫歯の大きな穴があちこちに出来ています。

同じように歯磨きをさせ、

甘いおやつにも注意を払って育ててきたのに、

どうして虫歯の出来方に差があるのか疑問を感じると思います。

こういった場合は、唾液中の虫歯菌を調べたり、唾液の性状・量を検査したり、食生活を調べることで原因が明らかになります。

たとえばこのケースでは、

兄と妹ではミュータンス菌や乳酸桿菌などの虫歯の原因菌の感染量にかなりの差がありました。

また、虫歯菌がつくり出す「酸」を中和する唾液の力(緩衝能)も、妹の方がかなり劣っています。

妹はよく咬めないので唾液の分泌量もかなり不足しています。

ほとんど同じと考えられていた食生活も、

小さい頃から三食をしっかり食べる兄と比べると、

妹は食が細く、その分食事の回数も多くなりがちでした。

また、熱を出したときに小児科の先生に勧められて飲み始めたイオン飲料を、身体によいと考え日に何度も飲んでいることがわかりました。

虫歯の原因菌が多く、それらの菌が作る酸に対する抵抗力が十分に備わっていない上に、口の中が乾燥気味で食事の回数も多い妹の口の中は、歯を溶かす力(脱灰)が強く働いており、虫歯が出来るのは当然のなりゆきでした。

このように、虫歯ができる理由は歯磨きや砂糖だけが問題なのではなく、

一人ひとりが抱えている条件によって違っているのです。

オススメのお口ケアグッズをご紹介!

院長のオススメのケアグッズです。

e-フロス(40メートル入り)

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糸ようじのようなホルダーはないのですが、
コンパクトなケースで携帯して使いやすいフロスです

このフロスは唾液に触れるとスポンジのようにふくらみ、
効果的に歯垢を除去でき
ます

写真の右にあるように、使い方の説明書も1個ずつについていますので、
これからフロスも使ってみようという方は是非読みながらやってみてください。

使うときのポイントとしては、ただフロスを歯の間に入れて動かすだけでなく、
歯の側面に軽く押し当ててこするようにするとよいでしょう。
また、歯の間に入れるときはそっとゆっくりとやってくださいね。
あまりきつくやると歯茎を傷つけてしまいます。

また、使う度に順次指に巻きつけていき、
常に清潔な新しい部分を使うようにします。
フロスの後は口をゆすぎましょう

糸ようじよりもフロスのほうが難しく感じると思いますが、
鏡を見ながらやるとだんだんと慣れてきます。

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歯ブラシです。

ルシェロ 「ピセラ」

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毛先を拡大するとこんな感じ↓です。

ピセラの毛先

 

 

 

段差植毛により、歯と歯の間に毛先がしっかり入り込んで歯垢を除去します

また、先端の部分が長くなっていることで、
一番奥の歯までしっかりと届くように工夫されています。

ブラシの毛の硬さは「ふつう」と「やわらかめ」を置いています。
歯茎が腫れ気味の方(歯周病)には「やわらかめ」がおすすめです。
「かため」のブラシはおすすめできません。
歯茎や歯を傷めることが多く、
歯が削れてしまっている方も時々おられます

ブラシの毛が開いてきたら歯ブラシとしての効果が落ちるので、
新しい歯ブラシと交換してください。
目安は1-2ヶ月です

当院スタッフも「磨きやすい」と愛用しています
また、診療室でチェックしてみてくださいね☆

では、まだまだ寒い日が続きますが、
風邪に気をつけて・・・。

歯磨き粉の選び方

歯磨き粉は色々な種類がありますね。
使い分けについてのお話です。

・虫歯予防、歯質強化 
  →「フッ素」が有効。
商品の成分に「モノフルオロリン酸ナトリウム」や「フッ化ナトリウム」と記載されています。
特に子供に有効です。

・歯周病予防
  →殺菌剤が配合されているものを。
「塩化ベンゼトニウム」「イソプロピルメチルフェノール」「クロルヘキシジン」など。
クロルヘキシジンの殺菌効果は約12時間続くというデータもあります。

・歯を白くしたい
  →美白歯磨き剤
「ポリリン酸ナトリウム」(汚れをゆるめる成分)、「フィチン酸」(エナメル質の沈着汚れに作用する成分)などが有効です。

逆に、避けたい歯磨き粉は、ヤニ取り用の歯磨き剤です。研磨剤の粒子が粗いため、歯を大きく傷つけてしまうことがあります。汚れが一気に取れてすっきりしますが、歯の表面がボロボロになったり、また、その研磨剤が歯茎を傷つけて炎症を起こすこともあります。
特にインプラントをされている方は、インプラント周囲の歯茎が構造上弱いので、研磨剤の入ったものは避けていただきたいです。
研磨剤無配合の方がいいですね。

他にも歯磨き剤には様々な成分が含まれています。
自分の歯の悩みに応じて使い分けたいですね。

上記以外にもご相談がありましたらお気軽にどうぞ!!