オススメの歯磨き粉を紹介します!

今日はリクエストにお答えして、おすすめ歯磨き粉をご紹介します(^^) 
1814188528_22
その日の気になることによって使い分けています。 

基本は、デンタルフロス、歯間ブラシ→歯磨き粉→仕上げ用ジェル→→マウスウォッシュ 
という感じです。

歯磨き粉としてオススメなのは 
LIONの「ブリリアント モア」 
オーラルケアの「アパガード リナメル」 歯科専用 
ウェルテックの「ジェルコートF」 
オーラルケアの「ホームジェル」 
GCの「MIペースト」 
ですかねー。 
写真を載せました! 

長くなりますが 説明を。

歯磨き粉で白くなる効果が期待できるのは 
LIONの「ブリリアント モア」 歯科専売品 です。 
これは着色汚れ(ステイン;茶渋など)を浮かせて落とすので、 
歯を削らずに負担がかかりません。 
泡立ちも少なめ。 
お値段は1000円くらいです。 
http://www.lion-dent.com/dental/products/basic/brilliant_more.htm 

あと、オーラルケアの「アパガード リナメル」 歯科専用 とどちらかですね。 
こちらは、歯の結晶の「アパタイト」が入っています。 
エナメル質の小さなくぼみを埋め
てくれるので、 

歯がツルツルして白くなります。 
汚れが落ちるというより、汚れが入り込むデコボコがなくなるイメージです。 
お値段は2000円くらいしますかね。 
「芸能人は歯が命」のCMで昔に流行ったと思います。 
http://www.oralcare.co.jp/Product/Detail/?product_id=000027 

疲れた時とか歯茎が気になるなぁという日は、 
緑色のパッケージのウェルテックの「ジェルコートF」を使います、 
研磨剤無配合!! 
発泡剤も無配合のジェルなので泡立ちません。 
泡が立つと磨いた気になって汚れが落ちていなかったりします。 
こちらも「ポリリン酸」と言って歯垢を浮かせる成分が入っています。 
この成分も白くする作用もあると思います。 
さらに、「クロルヘキシジン」が殺菌してくれるので、 
歯周病菌・虫歯菌を約12時間抑えます(実験室レベルですが)。 
1000円くらいです。 
http://www.weltecnet.co.jp/products/concool/jelcoatf.php 

歯磨き粉は以上の3種のどれか。 

磨いた後、少量の水で軽くゆすいで、次は仕上げジェルorペースト。 

オーラルケアの「ホームジェル」は甘くて美味しいフッ素ジェルなので、 
これで全体を軽く1分くらい磨いてうがいはしません。 
フッ素が流れてしまうと予防効果が落ちるので。 
お値段は750円くらい。 
http://www.oralcare.co.jp/Product/Detail/?product_id=000021&pcat=3 

もしくは、GCの「MIペースト」で同じように最後に仕上げをします。 
1分くらいみがいてうがいなし。 
ガムの「リカルデント」にも配合されている「CPP-AP」という、 
カルシウムとリンの成分が、歯から失われたミネラルを補ってくれます。 
これは初期の虫歯も埋めて修復してくれるので、 
歯の結晶が整って白くつややかになります。 
これは今、うちの医院でも患者様からすごーーく好評です。 
1回使ったらわかると言われます。 
歯の表面がツルツルになります。 
フッ素入り歯磨き粉と併用したほうがいいです。 
フッ素 プラス α ですかねー。 
値段は1500円。 
http://www.gcdental.co.jp/sys/data/item/417/ 

ついでに歯ブラシとかケアグッズもご紹介します。 

で、音波歯ブラシ「ソニッケアー」(ブラウン)も 
約2週間で歯が白くなるとメーカーさんが言っていますね。 
音波ブラシを使うとツルツルになるので、 
もう手磨きには戻れませーんww 

あとは、ピンクのブラシ、これも音波振動するブラシで、 
先の小さな「ワンタフトブラシ」に取り替えることができます。 
サンスターが出してるのかな。 
試供品でいただいたらやみつきになりましたw 
細かい部分に。 

手磨き用の普通の歯ブラシはGCの「ルシェロ」がおすすめ!! 
この歯ブラシもすごーーくうちの医院で売れています。 
1本280円かな。 
段差植毛で先がワンタフトのようになっていて、 
隅々までよく当たりますねー。 
これで磨いていると市販の普通の歯ブラシには戻れないですww 
うちのスタッフもみんなこれ以外使えないと言っています。 

そして、オススメのデンタルフロスが、LIONの「e-フロス」 
これは水分を含むと広がってスポンジ状になるので、 
めっちゃ歯垢がよく取れます。 
こういう風に広がるフロスとしては、 
あとはサンスターの「GUM」がありますね。 
これもいいですね。 

それと歯間ブラシ、これは歯の隙間に合わせた大きさじゃないといけないので、 
できれば歯科医院で歯科衛生士さん、歯科医に選んでもらうといいですよー! 


歯科専売でも最近はネットで買えたりバラエティショップに売っていたりしますね。

虫歯ができる理由をおさらいしよう!

今日は虫歯のできる理由をもう一度復習しましょう!
原因を知れば対策を立てることができます。

食事をする度に私たちの歯の表面では何が起こっているのでしょうか?
虫歯の原因は、俗に言う「虫歯菌」=「ミュータンス菌」の作り出す「酸」です。
歯の表面に「ミュータンス菌」のような虫歯の原因菌が棲み付いていると、
食事に含まれている炭水化物(糖)を栄養源にして、
かなり強い「酸」を作ります。
酸が作られると歯面のプラーク(=歯垢、細菌の塊)中の酸性度(PH)が上昇します。
酸性になると歯からカルシウムやリン酸などの、
歯質を構成している物質が唾液中に溶け出して、
歯の結晶構造が弱められます。
(この現象を「脱灰」といいます。)
しかし、唾液の働きによってプラーク中の酸性度が中和される(緩衝作用)と、唾液中に溶け出していたカルシウムイオンやリン酸イオンが再び歯に戻り、歯質の結晶構造を立て直します。
(この現象を「再石灰化」といいます。)

つまり、歯の表面では食事の度に「脱灰・再石灰化」が繰り返されているのですが、この二つの力のバランスが取れていれば何も問題ありません。
しかし、このとき強い「脱灰」が長く続いたり、「再石灰化」の力が弱いと、
「脱灰」が進んで歯に穴があき、虫歯となります。

虫歯のなりやすさは、歯の表面に固着して強い酸を作るミュータンス菌や乳酸桿菌の量、飲食回数、のど飴なのど常用や就寝前の飲食などの悪い食習慣、未成熟な歯や複雑な形態の歯、口腔清掃の不良(歯を十分に磨かない)、過度の砂糖摂取などの「脱灰」にかかわる因子と、
唾液の分泌量や緩衝作用、フッ化物の使用、抗う蝕食品(虫歯にならない食べ物)の使用などの「再石灰化」に関わる因子の相互作用によって決まります。
虫歯が進行した人の口の中では、このような条件がいくつか重なっていることが多いですが、個人差が大きいので十分に調べなければいけません。

お口の「脱灰・再石灰化」のバランスを整えていくことで、
虫歯になりにくいお口の環境にしていくことこそ、
本当の意味での虫歯治療になります。

酸蝕症の恐怖!!

酸蝕症ってご存知ですか?

歯には砂糖が悪い、これって皆さんご存知だと思います。

でも

酸っぱいものも歯に悪いんです!!!

PH 5.5以下になると歯のエナメル質は溶け出します。
 

例えば、体の健康のために黒酢を毎日飲む…
こういった習慣も、黒酢の酸で歯を溶かしてしまったりするのです。
酸性のものを口にしたあとは、水やお茶を飲むなど、ちょっとした工夫が必要ですね☆
酸性のもの・・・コーラ、オレンジジュース、ワインなどなど・・・。

溶けて薄くなった歯が欠けたり、溶けて象牙質が露出したところが虫歯になったり。 

虫歯ではないけれど歯が溶けている方、一度食生活を見直してみませんか?

 

歯周病治療についてQ&A

今日は患者様からお問い合わせの多い歯周病についての質問のQ&Aです。

Q1
歯茎からのブラッシング時の出血が気になります。
どうすればいいですか?

A1
歯磨き方法の指導を受け、きちんとした磨き方に改善する必要があります。
出血の原因は磨き残しの歯垢です。
ただ磨けばいいというものではなく、
間違った磨き方をするとかえって歯茎を傷めてしまったり、
力を入れすぎると歯茎が痩せてしまいます。
なるべく柔らか目のブラシで優しくみがきましょう。
血が出るからといって磨かないでいると、
いつまでも治らないばかりか悪化していきます。

Q2
歯石を取るのは何回もかかりますか?

A2
たくさんの歯石がついている場合は、
何度かに分けないときちんと取りきれません。
歯石の付き方には個人差がありますので、
その方に合わせた通院回数が必要です。

Q3
歯周病、歯肉炎、歯周炎・・・どう違いますか?

A3
歯周病は歯肉炎と歯周病の総称です。
歯肉炎は初期の段階で歯肉だけの炎症、
歯周炎はそれが進行して歯を支える歯槽骨(しそうこつ)まで炎症が及んだ状態です。
歯肉炎の段階ではブラッシングのみでの治療も可能です。

Q4
歯石を取ったら歯と歯の間にすき間ができた。
かえって悪くなったような気がしますが?

A4
そのすき間のある形は、歯石を取ったあとの本来の健康な形です。
それまで歯石が覆い隠していただけなので、
放置していればいずれは歯周病が進行してさらに悪化していたでしょう。
また、そのすき間にものが挟まりやすくなって気になる方も少なくないと思います。
歯間ブラシを使って歯と歯の間をお掃除しましょう。
挟まったままにしていると、その部分の歯周組織が圧迫されて血流が悪くなり、
歯周病がさらに進行してしまいます。
Miho歯科医院公式サイト
 

審美歯科症例をご紹介します。

今日は、私が過去に治療をした治療症例をご紹介いたします。

CIMG0965 前歯を綺麗にしたいという患者様です。
過去に受けた虫歯治療のプラスチックの材料が変色しているのと、「テトラサイクリン」という抗生物質の薬剤による歯自体の変色の両方が問題となっていました。

また、右上の前から2番目の歯(側切歯といいます)の大きさが小さく(矮小歯)、バランスがよくありませんでした。

CIMG0967右側はこのような感じで、前から2番目の歯が小さいですね。
矮小歯(わいしょうし)と言います。

CIMG0968左の歯は右ほどではありませんが、
若干幅が細いです。

 
この患者様には、デュアルホワイトニング
(歯科医院でのホワイトニングと家でのホワイトニング)を行って、
元々の歯の色を明るくした後、
変色・劣化を起こさないセラミックのクラウン
(E-MAXクラウン)にて被せる方法で全体を治療いたしました。

術後のお写真です。

CIMG1111このように、前歯の色調・形態の不揃いが解消され、見た目も美しくなり、凸凹がないため歯磨きもしやすくなりました。

CIMG1116右側面はこのように見えます。
あまり削りたくないとのご希望でしたので、
右上2番目の歯だけは「ラミネートベニア」という方法でほとんど歯を削らずに治療しています。
セラミックの薄い板状のものを貼るようなイメージ、付け爪の感じ・・・といえば想像しやすいでしょうか?!

CIMG1117 左上の2番目の歯は、ホワイトニングで色調の改善のみ行い、削らずにバランスをとるようにしました。

また、ホワイトニングは前から5番目の歯まで行って、見える範囲を白くしています。 

ホワイトニングを約1ヵ月行ったことで、
治療期間がその分だけ長くなりましたが、
結果としてはより白くて綺麗に治療を終えることができました!Miho歯科医院公式サイト