京都でTCHセミナーを受講してきました(*^^*)

3/29?30と京都に行きました♪
TCH研究会リーダーの杉原成良先生のセミナーを受講し、また、普段から交流させていただいている西田幸宏先生のクリニックの見学をしてきました。
29日はセミナー前夜の懇親会でしたので、
夕方に医院を出発して京都へ向かいました。
TCHとは、Tooth Contacting Habit 歯列接触癖 の略で、
弱い力で持続的に長時間上下の歯を合わせることにより、歯や歯周組織、顎の周囲の筋肉などが障害されます。
食いしばりや歯ぎしりなどとは違い、自覚することが難しいものです。
日常臨床をしていてTCHの関与を感じることがよくあり、理解を深めたく思っていました。
講師の杉原先生は東京都杉並区でご開業されていて、東京でTCH研究会のセミナーが定期的に行われています。
この度は関西セミナーということで、ずっと聴きたかった講演をようやく聴く機会に恵まれました(*^^*)
前夜の懇親会のお店の写真です。
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京都風情がたっぷりの佇まいですね。
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どのお料理も美味しかったですよー!
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なんと!釜飯は5種類o(^_-)O
懇親会で親睦を深め、歯科の話を沢山しました!
翌日、亀岡市まで電車で移動して、「うまほり西田歯科医院」を見学☆
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午後から京都市内に戻って、いよいよTCHセミナーです。
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講師の杉原先生です。
すごく分かりやすくて有意義な講演でした。
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講演が終わって記念写真(*^_^*)
TCHを是正することにより、知覚過敏や歯の痛みが劇的に改善された症例などの紹介もありました。
これまでもTCH是正指導は行っていましたが、より一層効果的な取り組みを行いたいと思います。

近畿デンタルショー

近畿デンタルショーにスタッフと共に行って来ました
デンタルショーとは、歯科の機材、材料などの見本市とでも言いましょうか。
場所は南港のATCホールで、いつもより狭いかな?という会場でしたが、
沢山並ぶブースを回ると歩き疲れてクタクタになっちゃいました
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きょ、巨大な「モンダミンくん」を発見!!!
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スタッフたちと記念写真ーーo(^_^)o
小学生に戻った気分です。笑
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ツーショットも撮りましたー
勿論、中には人が入っているので…握手するとふにゃふにゃしていて変な感じ。笑
今回のデンタルショーで一番見たかったブースは…
コチラ
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な、なんと、Miho歯科医院が「歯科医院の内装、デザイン」の分野で紹介されていたのです(*^_^*)
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このようにテレビ画面で紹介されていたのと、カタログにも写真が載っています。
少しですが私のインタビューも…(*^^*)
とても良い記念になりました!!
そして…入場者には一人一回ガラガラを回すクジ引きがありまして、
今回はなんと当院スタッフが旅行券5万円を当てておりました*\(^o^)/*
おめでとーー!
旦那さんと仲良く旅行に出かけて下さいねーー!すごい!
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多くの入場者のうち、旅行券は10名だけなんですよねー。
私は、その隣でボールペンを引きました_| ̄|○
特賞はiPad Airでしたが…旅行券の方がいいですよね
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バルーンアートのコーナーなんかもあって、みんな賑わっておりました。
会場の外で記念撮影!!!
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もう一枚(*^^*)
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手に持っているのはバルーンアート、うまいですよねーー!
沢山の機材や材料を見て
とても充実した時間でしたー!

歯科臨床研鑽会に参加してきました(^O^)、

2/15?16に東京で行われた歯科臨床研鑽会総会に参加してきました。
前日の大雪で参加が危ぶまれましたが、新幹線の遅れもなく無事に到着!
まずは前夜祭で参加者70名余りで食事をしながら交流を深めました(^O^)
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会場は上野、バイキング形式でお食事をいただきながら、全国各地のドクターによる症例発表などのプレゼンがありました。
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お写真左側が臨床研鑽会の会長の高田先生です。
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今回は、明日の総会でご講演なさる内藤正裕先生も前夜祭に出席して下さり、私もお話を直接伺う事が出来ました!!!
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プレゼンはこのような演題でした。
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会場はこんな雰囲気。
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ピンボケで良い写真が撮れていません(;^_^A
さて、翌日の総会。
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高田会長からのプレゼンがあったあと、午前中は大阪市ご開業の六人部慶彦先生、午後からは東京都ご開業の内藤正裕先生の講演でした。
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六人部先生から審美補綴について、
内藤先生は咬合やオーバーロードについてのご講演をいただきました!
業者ブースもたくさんあり、歯科材料についても色々な発見がありました。
お昼ご飯のお弁当を業者さんが持っておられ、名刺と引き換えにお弁当をもらえるという恒例のスタイルです(*^_^*)
そしてお弁当のゴミと引き換えにお土産を頂きます!
お土産はこんな感じです。
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Ortho MTA(治療で使うセメントです)は抽選で限定1名でしたが、私はRetro MTAが当たりました*\(^o^)/*
ブラウンの電動歯ブラシ、歯間ブラシ、注油オイルなど、歯科関係者には嬉しいお土産です(^o^)
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とても活気がある様子が写真でも伝わってきますよね!
因みに、画像14
この「クラレちゃん」ぬいぐるみもいただきました^_^
クラレも歯科材料を沢山作ってますので、3体だけ提供されたみたいです^ ^
素晴らしい講演で勉強をし、お土産で両手いっぱいになりながら帰宅致しました(^o^)
更に良い治療を皆様に提供できるよう頑張ります!

ドライマウスについて

本日は「ドライマウス(口腔乾燥)」がテーマです。
だ液の量が減って口の中が乾いた状態になると、
「舌が痛い」「口の中がネバネバする」といった不快な症状がでます。
慢性的にずっと続くと食事や会話などの日常生活に支障をきたすことも。

従来は中高年の女性に多くみられましたが、
最近では若い女性にも「ドライマウス」は増えています。

ドライマウスの原因は様々で、加齢やストレス、生活習慣、
薬の副作用、自己免疫疾患のシェーグレン症候群などがあります。
若い女性の場合は不規則な生活や仕事によるストレスが原因になっていることが多いようです。

ドライマウスの治療ですが、口腔ケア製品を使って症状を緩和していくことです。
だ液に似た性状の「人口だ液」のスプレーを使用するなどで、
舌や口の粘膜を保湿します。
生活習慣に対しては、
(1)よく噛んで食べる
(2)リラックスする
(3)規則正しい生活
(4)部屋の湿度に気を配る
などが有効です。

口の中が乾燥すると虫歯や歯周病にもかかりやすくなります。
セルフケアとともに、歯科医院で検診を受けるようにしましょうね。

歯周病ってなあに?

待合室に「歯周病」のパンフレットを置いています。
歯周病は痛みもなくゆっくり進行するので、
ほとんどの人は歯周病に気が付きません。
症状が出た時にはすでに手遅れ、
歯を抜かないとだめですね、と言われたりします。
そもそも歯周病ってどんな病気なのでしょう。
治るのでしょうか。
今日はそのような疑問についてお答えします!

歯周病の自覚症状としては、
・歯を磨くと歯茎から出血する
・歯茎が赤い、腫れている
・歯茎が痩せてきた
・歯茎から膿がでる
・口臭がする
・歯がぐらつく、咬むと動いて痛い
・歯と歯の隙間が広がってきた
などが挙げられます。
歯を支える歯茎・歯根膜・骨にかけての細菌感染症です。

歯周病の診断には、「歯周ポケット」という部分の深さを測ることと、
レントゲン写真によって骨の状態を確認することが必要です。
「歯周ポケット」とは、歯と歯茎の境目の溝のこと。
健康な場合でも1-3ミリの深さがあります。
深さが4ミリを超えてくると歯周病菌が増え、
治療の対象となってきます。
歯周ポケットを測定した時に出血があるのかないのかも重要です。
出血する歯周ポケットの場合は炎症が進行しており、
これからも悪化していく可能性があります。
また、レントゲン検査で骨が破壊されていないかを確認する必要があります。
慢性の炎症が持続すると、
歯を支えている「歯槽骨」という顎の骨が溶けてしまいます
骨が溶けてしまうので歯がぐらついてきたり、
ひどいときは抜け落ちてしまうのです!
恐ろしいですねー><

歯周病を治すには、まずは「プラークコントロール」が大切!
ご自身によって歯の表面を丁寧にブラッシングしなければいけません。
(歯の表面の歯垢を「プラーク」と呼びます)
どのように磨いてプラークを除去すればいいのか、
個人個人で歯並びや磨き癖などもありますので、
歯科医師や歯科衛生士の指導を受けてブラッシングの改善をすることが大事です。
やみくもに磨いてしまうと、歯茎を傷つけたり歯が削れたりします。
歯を磨かないと歯周病になりますが、
磨きすぎも逆に歯にダメージを与えてしまうのです。
「タバコのヤニ、茶渋の着色が気になるから」と
「ホワイトニング効果」を強調した歯磨き粉でゴシゴシ磨くのは禁物です。
研磨剤が多く入っている歯磨き粉は歯を削ってしまうことがあります。
また、歯石になった汚れは歯科医院で専用の器具を使って取らないと、
ご自身で無理をしても絶対に取れません。

プラークコントロールがまずは第一、そして歯石除去も重要な治療です。
「歯石を取るのに何回も歯医者に通わないといけないのはいや」
などとおっしゃる意見を聞きますが、
病状が進行している場合は歯石除去には回数がかかります。
程度が軽い場合を除いては1回ですべての歯のすべての面の歯石を取り除くことは困難です。
さらに重症の場合は、「歯肉切除」「歯肉剥離掻把術(しにくはくりそうはじゅつ)」などの
歯周外科処置を行う患者さんもいます。
進行している場合は歯の噛み合せの治療が必要になる場合もあります。

症状が出にくいのでなかなか気づきにくい歯周病ですが、
定期的なクリーニング(PMTC)により健康な歯を歯茎を維持していくことが可能なのです。